サプリメントとしてはプロテインと青汁は若干似ているような気もしないではないです。
どちらも水に溶かして飲んだり、抹茶味にしてみたり、牛乳に溶かしてのんでみたりと意外に共通点もあったりです。
プロテインと青汁の違い
サプリメントとしてのプロテインと青汁の違いにはどういったものがあるのでしょうか。原料となるものや、期待されるサプリメント効果などを見てみたいと思います。
プロテインは動物性と植物性のサプリメント
プロテインと青汁の違いでいえば、植物性と動物性のサプリメントという違いがまずあるかと思います。
プロテインの場合では、牛乳のホエイから作られる動物性のホエイプロテインがメジャーになりつつありますが、大豆プロテインなどは植物性のものとなっています。
青汁は植物性のサプリメント
青汁の場合は生の葉を食するのにたくさんの量を食べなくてはいけないということから、それを汁にして飲むと簡単にたくさんの量を摂取することができるという利点がそもそもの始まりだと思います。
なので、青汁の場合は植物性のものしか存在しないはずです。
原料となる植物でいえば、キャベツに良く似たヨーロッパ原産のケールや大麦の穂が出てくる以前の大きな葉を使用する大麦若葉のもの、あるいは、さつまいもの葉やゴーヤのなども青汁の原料として使用されているようです。
青汁とプロテインの効果の違い
主に、プロテインのものはたんぱく質を摂取するという点から体の筋肉を作る際の栄養素となっています。
太りたいという人、体作りをしたい人にとってはプロテインが有効で、スポーツ選手でも愛用している人が多いです。
青汁の場合は、普段の食事に不足がちなミネラルやビタミンを摂取することを目的としているので、体作りというよりも、健康維持のために利用している人がほとんどです。
野菜を多く摂取することがメタボリック対策や病気防止の健康維持のためには欠かすことができませんが、いかんせん、緑のものをたくさん摂取するのは意外に難しいものです。
青汁の場合は、栄養素の豊富な大きめの葉から、汁を採取したものが使用されるため、量的にはコップ一杯程度でも、かなりの栄養素を含んでいるものです。
けれども、ケールや大麦若葉などの青汁の原料となるものは熱に弱い点や採取してからの栄養の減少など製品化するのに難しい点もあったりします。
専門の青汁会社の製品の場合は管理体制が徹底されているため、製造過程における栄養価の減少も最低限にとどめられ、健康にいいものが多いようです。
飲みやすいプロテインと青汁
プロテインも青汁もどちらもまずくて、飲みにくいというのが一般的なところです。
甘くして、飲みやすいものも多く出てきていますが、糖分によってはせっかくのビタミンが糖分の燃焼のために使用されてしまうので、できればまずいままの青汁やプロテインを摂取したいものです。
けれども、最近ではいろいろと工夫のされて飲みやすいプロテインや青汁が多くなってきています。
毎日つづけるためには、やはりおいしくなくては続かないものなので、いろいろと試してみて飲みやすいものを使用することをおすすめします。