サプリメントというのは、栄養補助食品とか、特定なんとかって感じでいまいちその立場が微妙な商品ですが、複雑な事情があれこれあるようでいまいちピンときません。
最近では楽天などインターネット上での医薬品販売が禁止されるようなふいんきも出てきているようで、猛反発している人も多いですが、どんな感じなんでしょうか。
栄養補助食品は薬じゃなく食品
プロテインやビタミンなどのサプリメントは、栄養補助食品というような言い方がされていますが、分類としては食品の部類に入るようなんです。
そもそものところ、サプリメントはアメリカで発達したもののようなのですが、アメリカでは医療費が高額なため、病気にならないよう、普段から栄養類には気を使っている人が多いようです。
そんなわけで、栄養補助食品やサプリメントが人気なアメリカですが、やはり効果のないのに効果があるように思わせて販売しているようなサプリメントも存在し、規制の動きが初期のころから出ていたもようです。
日本の場合でも、治験によって効果の証明されている医薬品とサプリメントは分類わけがされており、広告や表示方法にさまざまな決まりごとが存在するようなんです。
食品の表示基準制度
基準値以上の含有量がなければ、「豊富」と書いちゃいけないとか、いろいろ大変なようなんです。
そんなわけで、健康補助食品(サプリメント)は医薬品ではなく、食品の部類に分類されるわけなんですが、この食品のなかにも一般食品や栄養機能食品、特定保健用食品などにわけられていて、複雑だなって思います。
肉や魚などの一般食品に効果・効能を書くと薬事法違反で罰せられるようなんですが、「特定保健用食品」の場合は少しだけならいいようなんです。
最近は「トクホ」という言葉を聞くようになりましたが、このトクホは実は、特定保健用食品の略だったようなんです。
栄養機能食品と特定保健用食品(トクホ)の違い
トクホと栄養機能食品を比べれば、やはり、トクホの方が信用度の面で強い印象もしてしまいます。
トクホ(特定保健用食品)って何?
特定保健用食品(トクホ)は効果を表示できるのに対して、栄養機能食品は栄養成分の表示しかできないという違いがあります。信頼度の違いでいえば、おそらくこんな感じなのではないかと思います。
医薬品>特定保健用食品(トクホ)>栄養機能食品>一般食品
医薬品は治験などで効果が証明されているものですが、トクホはたぶん、効果があるっぽいという感じだろうと思います。
それに対して、栄養機能食品は効果があるとは書いちゃだめだけど、成分を表示することによってその効果を匂わせることができるみたいです。
これでいうと、通常のプロテインの場合は栄養機能食品ということになるかとおもいますが、当ブログのように、太れるプロテインというような効果を表示することは、トクホの場合でないとできないっぽいような感じのようなんです。